まるで異空間への入口のよう?!ワクワク冒険気分でお出かけ。全長254メートルのトンネル大原隧道~南太田二丁目フレンド公園(南区)
全長254メートル幅2.44メートル。細くて長い長いトンネル
遥か先に小さな光。あれが出口?
目の前に現れたのは全長254メートル、幅2.44メートル、高さ3.62メートルのトンネル。もちろん車は通れません。
まるで異空間への入口のようです。この先に何が?
冒険気分でワクワクしながら行ってみます。
その名も大原隧道
さてこちらのトンネル、その名も「大原隧道(おおはらずいどう)」。
清水ヶ丘公園(南区)の下にある全国的に珍しい水道幹線路と公道併用のトンネルです。
清水ヶ丘公園はJR「保土ヶ谷駅」からも京急線「南太田駅」からも歩けますが今回はJR「保土ヶ谷駅」から行ってみました。
というのも、駅から5分くらい歩くとトンネルが見えてきます。
こちらは「東隧道(あずまずいどう)」。
車も通れる普通のトンネルなのですが実は「大原隧道」と同じ用途で作られ、デザインも似ているので「兄弟トンネル」と呼ばれているそう。
せっかくなので「東隧道」も通っていくと面白いかも?
トンネルの中は?
さて、その東隧道から約600メートル。いよいよ大原隧道に到着です。
出口がとにかく遠い・・・遥か先に小さな光が見えるだけ。
この先には何があるの?期待感が高まりますね。
こんなに狭い幅のトンネルなんてなかなか無いので子供たちも大喜びです。
入ってみるとトンネルの中は静かでヒンヤリ。そしてやっぱり圧迫感があり不思議です。
ちなみに、こちらの大原隧道はロケなどにもよく使われるスポットだそうなのでテレビで観ることもあるかもしれませんね。
トンネルを抜けるとそこには?
長い長いトンネルを抜けると・・・。
異空間は待っていませんでしたが、少し歩いてみると公園がありました。
「南太田二丁目フレンド公園」です。
首都高の高架下に作られた公園ですべり台がたくさん!
これはヒップソリや段ボールを使うすべり台のようです。
上から見るとこんな感じ。けっこう急斜面!
それからブランコに鉄棒もありました。
高架下なので少しの雨くらいなら遊べそうなスポットです。
ライオンの口から水??
もうひとつ気になってしまうのが公園の対面にあるこちら。
ライオンの口から水が出てます。
これは「獅子頭共用水栓」といって明治時代に使用されていた水道の歴史的遺産だそう。
(現在、こちらは清水で飲用には適さないそうなので飲まないようにご注意ください。)
行ってみないとわからない、こんな歴史物の発見も楽しいですね!
***
いかがでしたか?珍しいトンネルから面白い公園で遊ぶ冒険プラン。近くには清水ヶ丘公園や蒔田公園など大きな公園もあり一日遊べます。いつもとちょっと違った体験を!そんな時にオススメです。
大原隧道
南区清水ケ丘76-10 Googleマップを開く
最寄り駅 京急線「南太田駅」から徒歩約15分
JR「保土ヶ谷駅」から徒歩約15分
駐車場なし(最寄りの駐車場を利用)南太田二丁目フレンド公園
南区南太田2-12 Googleマップを開く
最寄り駅 京急線「南太田駅」から徒歩約10分
JR「保土ヶ谷駅」から徒歩約18分
駐車場なし(最寄りの駐車場を利用)
内容は執筆時点のものです。