『横浜山手西洋館ハロウィンウォーク2015』親子で行ってきました![中区:ママレポ]
『横浜山手西洋館ハロウィンウォーク2015』親子で行ってきました![中区:ママレポ]
2015年10月の「横浜山手西洋館ハロウィンウォーク2015」のレポートが届きました!
イベント自体は終わってしまいましたが、お子さん連れの山手散策のご参考にも、どうぞお読みください。
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中区で開催されたハロウィンイベント『横浜山手西洋館ハロウィンウォーク2015』に行ってきました。
西洋館や外国人墓地のある山手本通りを中心に、スタンプラリーをしながら歩き回るイベントで、毎年10月下旬の週末に開催されています。
スタンプの数に応じて先着で景品がもらえるので、山手エリアには仮装をした可愛い子どもたちでいっぱいになります。
◆スタンプラリーについて
山手エリア11ヶ所と、山下公園向かいにある「横浜マリンタワー」、「横浜人形の家」の2ヶ所、計13ヶ所で行われています。
スタートはどこからでもOK(ゴールはアメリカ山公園とブラフ18番館の2ヶ所のみ)。
スタンプ台で係の人にお願いすればいつでもスタンプカードが貰えます(先着6000名)。
年齢問わず誰でも参加できますが、“仮装をしていること”が条件。
本格的なコスチュームはもちろん、ハロウィンっぽい小物(ピアスやカチューシャなど)やフェイスペインティングなどを身に付けているだけでも大丈夫のようです。
◆アクセス
広範囲に点在する会場ですが、最寄り駅となるとJR石川町駅もしくは元町・中華街駅になります。
石川町からだと「外交官の家」や「ブラフ18番館」が、元町・中華街駅からだと「アメリカ山公園」や「横浜マリンタワー」、「横浜人形の家」が一番近いスタート地点になります。
我が家は体力がまだまだのおチビ2人がいるので「アメリカ山公園」からスタートすることにしました。
というのも、アメリカ山公園は元町・中華街駅の真上に作られた屋上庭園で、駅からはエレベータやエスカレータ(元町側の改札を出てすぐ右手にあります)でスイスイっと上がれちゃうんです。
どこから行っても心臓破りの坂が続く山手地区へ息を切らさずにアクセス出来るのでオススメです。
「アメリカ山公園」に着きました。
時刻は午前10時半。まだ人もそれほど多くなく、気持ちのいい芝生が広がっていて、絶好のフォトスポットです。北側にはマリンタワーも望めるので、横浜らしいハロウィン記念写真が撮れますよ。
すでにフードトラックも2台営業を始めていました。
どちらもメニューは多国籍で、1台はタコス、ナチョス、フランクフルト、たこ焼きなど、もう1台も焼きそば、唐揚げ、ブリトー、アメリカンドッグ、パンプキンスープ、チュロスと、公園でも食べやすいラインナップです。
スタンプカードを貰って、スタンプラリー開始!
こちらは外国人墓地の向かいにある「山手資料館」です。どのスタンプ場所(洋館)も外のテラスにスタンプ台があって“トリック・オア・トリート”と言うとスタンプと飴玉1つが貰えます。
資料館隣の「横浜山手聖公会」からはいい匂いが。バザーの準備中でした。
ここと少し先にある「カトリック山手教会」ではバザーが行われていて、手作り感たっぷりのフードメニューのほか、ハンドメイドの外国っぽいお菓子などが売られていました。
ハロウィンウォークのための催し、という訳ではないようですが、山手エリアは食事スポットが少ないので、とっても有り難い存在です。
さて、こちらはそのまた先の「山手234番館」。通りに面した横長の建物が印象的です。
スタンプは建物をぐるっと回って反対側で貰えます。
前庭(建物の奥)では、“チューリップの球根植え付け”の参加募集(先着100名限定)が行われていました。
一見地味な催し物ですが意外と人気なようで、我々が訪れた時にはすでに残りあと1球に。
山手234番館から歩くこと約15分。洋館エリアの西端にある「山手イタリア山庭園」に到着しました。
ベビーカーに乗った子どもたちは楽しげ、大人たちは汗だくです(笑)。
歩道が細いのでベビーカーはやめようかと迷いましたが(実際ちょっと歩きづらかったですが)、持ってきて正解でした。この距離、帰りは「抱っこ、抱っこ」の嵐になってたと思います。
こちらは庭園内にある「ブラフ18番館」です。
プリキュア握手会の会場だったので、整理券を手にした女の子たちと、朝から頑張ったお父さんお母さんたちでいっぱいでした。
握手会の様子です。映画のPRだったようで、ハロウィン要素ゼロのプリキュアでしたが、爽やかな青空、バックには港町・横浜。子どもたちにとってもご両親にとっても素敵な記念になったことでしょう。
さて、Uターンして山手本通りを東へ戻ります。
途中、山手公園近くにあるスタンプラリーポイント2ヶ所へ立ち寄ってみました。
こちらは「山手68番館」前。
広場では本牧の人気パン屋さん『本牧館』が出店していました。チョココルネやクリームパンなどの菓子パンから、焼きそばパンやミートパイなどのお惣菜パンまで品数豊富でお手軽価格。どのパンも美味しかったですよー。
こちらはお隣にある「YITC」(横浜インターナショナルテニスコミュニティ)です。墓場がテーマなのかゲートが“CEMETERY”の入口に・・・。
そういえばゲートまでの道に置かれた納屋はこんなディスプレイも施されていました。メデューサになったモナリザ、怖すぎです・・・。
でも中に入ってみると、普通にテニスを楽しむ人たちが。
めっちゃ日常的じゃん・・と思ったら、プレーヤーのみなさん、なんと仮装されています!
小さな飾りを付けている人からピンクのウィッグとドレスで着飾っている人まで。ホラーというより、粋ですね。
スタンプも飴もそこそこ集まり子どもたちも満足してきたので、ここからは山手ハロウィンウォークのウリ、洋館のハロウィン装飾を楽しみながら、大人の散策です。
まず入ったのは「ベーリック・ホール」。装飾のテーマが“Halloween in Wonderland”ということで、“不思議の国のアリス”を表現したディスプレイに。
ウサギや時計、帽子の置物、トランプ柄のお皿、ケーキスタンドに置かれたチョコレートまで、アリスのティーパーティーの世界を表現。こだわりっぷりに脱帽です。
お次は「エリスマン邸」。この館のテーマは“蜘蛛の巣館のキッチンウィッチ”ということで、内部は蜘蛛の巣だらけのデコレーション。よーく見るとお皿にも蜘蛛の巣の模様が描かれています。
別の部屋にはウィッチ(魔女)たちが。何やら話し合ってるんでしょうか。実は手前のソファにも魔女が1人横たわっていて・・・。結構リアリティあって怖かったです。
最後に訪れたのは「山手111番館」。個人的にはここの装飾が一番のお気に入りでした。
テーマは“Autumn Magic at 山手111番館~秋色の花々が奏でるハロウィンマジック~”。フラワースクールの方達がコーディネートされたそうで、センス良くアレンジされた花々で華やかな館となっていました。
デコレーションからもストーリー性を感じられます。館内にはスタッフの方が何人かいらっしゃるので、聞けば詳しく内容を話してもらえるようでした。チビ連れだったので駆け足での見学となってしまって叶わず、残念。
そしてアメリカ山公園に戻ってきました。
朝とは打って変わって凄い人混み。ちょうど仮装コンテストをやっている最中でした。写真中央に横に伸びる列は審査待ちの参加者の人たちです。大人の参加が意外と多くてビックリ。
コンテストは「なりきっているで賞」、「目立ったで賞」などいくつかのジャンルに分かれているので、老若男女、誰でも受賞のチャンスあり。
我こそは!と思う方はぜひ来年ご参加を。
参加は先着60名(この日は13時受付、13時半から審査開始)で、更衣室も用意されています。
この先、「横浜マリンタワー」と「横浜人形の家」へ行けば完走。
パーフェクト賞(先着400名)のお土産ゲット!のはずでしたが、スタッフの人に聞いたところ「もう残っていない」とのこと。やっぱ遅かったか・・・。
写真は昨年のパーフェクト賞のお土産です。お昼の12時頃でこの残り方だったので、狙うなら午前中が勝負ですね。
いかがでしたか。
山手のハロウィンウォークは川崎や表参道ほどの知名度はありませんが、山手らしい雰囲気を感じながら、お祭り騒ぎとはまた違ったハロウィンの楽しみ方が出来るイベントです。
家族連れが多く、ゆったりとした空気が流れているので、興味のある方はぜひ来年訪れてみてください。
※ どの建物もトイレが解放されていて、子供用スリッパも用意されているので、小さなお子さん連れでも安心です。施設によってはオムツ交換台もあります(イギリス館、エリスマン邸、山手111番館)など。
※ 配られるお菓子は飴(まれにラムネ)のみですので、お子さんの年齢によっては食べられるお菓子を持参して、ハロウィンバスケットに入れてあげると喜びますよ。
横浜山手ハロウィンウォーク
所在地
横浜市中区山手地区および山下公園エリア
交通案内
【2015年の開催概要】
・日時:2015年10月25日(日)10:00~16:00 ※雨天決行 荒天中止
・参加費:無料 ※スタンプラリーは仮装をした人に限る。
・開催施設:13施設:ブラフ18番館、外交官の家、山手68番館、ベーリック・ホール、エリスマン邸、山手234番館、横浜市イギリス館、山手111番館、山手資料館 、YITC、横浜人形の家、横浜マリンタワー、アメリカ山公園
・スタート時間:上記13施設で10:00~スタンプカード配布(先着6,000名)なくなり次第終了
・仮装コンテスト:アメリカ山公園 13:00受付 13:30審査開始
内容は執筆時点のものです。