春休みにおすすめ。「おうちのお手伝い」は、こうして子どもの”やる気”をアップ!:キッチン編
春休みにおすすめ。「おうちのお手伝い」は、こうして子どもの”やる気”をアップ!:キッチン編
休校・休園から続く、長い春休み。今年は感染症拡大の影響で外出の機会も少し減りそうです。
生活のリズムが乱れたり、体を動かす機会も減りがち…。そこで毎日の生活にぜひ取り入れてほしいのが「お手伝い」!
ダラダラしがちな時間のアクセントになりますし、体を動かすという意味でストレス発散にも効果的。
では…どんなお手伝いをしてもらおうかと考えると…まず浮かんだのが「お料理」でした!
食材の下処理や調理の手間って結構あるし、意外と時間をとられるもの…。
そこで、ちょっと考えてみました。これって子供が出来ない?いけるんじゃない?
そして…一度子どもを誘ってみました。結果、ドはまりです(笑)。最近では毎日、今日は何が手伝えるのか聞いてくるように。ちょっと煩わしい事にもなってしまった…感は否めないですが(笑)よく考えてみたら嬉しい事。心を大きく!
「一つの作業だけ」お願いするのがポイント。
子どももママも笑顔に♪
お手伝いというと、親も子どもも張り切って、あれもこれも…と欲張りがちに。
でも、まだ小さな子は、複数の情報を頭に入れて、長い行程をクリアするのは無理ですよね。
結果、うまくいかなくて、ママはイライラ、子どもも不機嫌に…なんてことにもなりかねません。
そこで、ちびっ子のお手伝いでは、「一つの作業だけ」お願いするのが、とても大事なポイントになるんです!
うちでお願いしているのは、例えばこんな作業。
ゆずの皮むき
この冬、我が家ではたくさんのゆずを収穫。「ひたすら皮をむく」→「千切りにする」→「小分けにして冷凍しておく」というが毎冬の作業です。でも、今年からは…手伝って!とお手伝いをお願いすることにしました。
ポイントは、全工程をお願いするのではなく、「皮をむく」の作業のみ=一つの作業のみ、お願いすること!
ただひたすら、黙々と集中!一生懸命な姿に母も胸が熱くなります(笑)。
お料理の薬味にゆずを使うのは、私たち夫婦だけでしたが、今年からは「僕も入れる!」とお兄ちゃん。冬の味わいがわかる男に成長しました(笑)。
余ったゆずはお風呂にいれて、ゆず湯も楽しみましたよ。お手伝いの後だとお風呂のひとときも感慨深い。ポカポカお風呂に季節の楽しみをよ~く理解したようでした。
野菜の水切り
野菜は子どもにたくさん食べてもらいたい食材。そして、サラダは野菜そのものの形が残るため、自分がお手伝いしたことがイメージしやすいメニュー♪それでは手伝ってもらいましょう!野菜を「洗う」→「切る」まではママがやり、「水を切る」の一つの作業だけをお願いしました。水切り専用の便利グッズを使用!クルクルクルクル回すだけ…子どもが大好きな作業です。
最初はママも手を添えて…
あとは二人で協力して…。ここで、子どもから「なんで水を切るの?」と素朴な質問。いい~質問じゃーん!なんでだと思う?「美味しくなるから」と即答の子どもたち。そ、その通りです(笑)。ではなんで美味しくなるのか…???この当たり前の事をママから丁寧に説明してあげましょう。
普段ならおそらく2分でできるこの工程。20分かかりましたかね(笑)。でも喜んでもらえて納得してもらえて食卓で私がつくったの!と会話しながら食べて…、最高です。
ジャガイモをつぶす
さあお次は、根野菜をチンしてつぶす…この「つぶず」の一つの作業だけをやってもらおう!(笑)
今回はじゃがいもです。ここで少しお勉強。チンする前の固い状態のものを見せておいて、その後ふにゃふにゃになった状態と比べ、食材のビフォーアフターを知る。チンする時間で柔らかさが変わってくるね、なんて話をして…そしてその後はひたすらグーパンチでつぶしてもらいましょう!やりすぎて袋が破れだした事があるので皆さまご注意ください(笑)
グーパンチ連打(笑)。だんだん力がこもります。これは子どもが喜ぶお手伝いです♪
あとで美味しいサラダに変身するからね~♪
すし飯をあおぐ
これは皆さんもやってもらっていますかね。ご存じ、市販の「ちらし寿司の素」で作る簡単ランチのド定番(笑)。このご飯を冷ます作業は是非キッチンに呼んで手伝ってもらって下さい。テレビそっちのけで飛んできますよ!
「あおぐだけ」の一つの作業だから、小さい子でもすぐ理解できます♪
「一つの作業」を積み重ねていけば、ゆくゆくは大きなお手伝いに!
ここまでご紹介してきたお手伝いは、一つ一つは小さな「プチお手伝い」。プチお手伝いがたくさんできるようになったら、ぜひ少しづつ一度にお願いする数を増やしてみてください。小さなお手伝いも積み重ねていくうちに、ガチの戦力に!そんな日を夢見ながら、パパ、ママともに頑張っていきましょう!
毎日、繰り返し三度やってくる食事。全部全力で作っていたらママだって疲れてしまいますよね。
市販のお惣菜、電子レンジ調理などをうまく使いこなしつつ…「おなかすいた~」といえばご飯が出てくるという環境に慣れきってしまった子どもたちに、ぜひプチ作業を手伝ってもらいましょう!長い春休み、親子で笑顔で過ごせますように!
内容は執筆時点のものです。