掃部山公園(かもんやまこうえん)は桜と紅葉の穴場。子供と遊べる遊具もしっかり
掃部山公園(かもんやまこうえん)は桜と紅葉の穴場。子供と遊べる遊具もしっかり
横浜のみなとみらいエリアの反対側、JR桜木町駅の山側に広がる「野毛」エリア。歴史ある街並みが今も残っています。野毛山動物園で馴染みある名前ですね。
そんな山側に大正3年からある歴史ある公園が、掃部山公園(かもんやまこうえん)です。
ここは横浜港やみなとみらいエリアを見渡せる夜景と、桜・紅葉の穴場スポット。
もちろん遊具もあるので、お子さんと歴史の勉強をしながらお散歩してみるのも良さそうですよ。
桜木町駅から出発!
掃部山公園へはJR桜木町駅、北改札口を出ましょう。
桜木町駅の北改札口は2014年7月にオープンしたCIAL桜木町店とともに利用開始された新しい改札口。
飲み物や食べ物はCIAL内でお買い物できちゃいます。
北改札口から、東口に出るとコレットマーレやランドマークタワーなどがありますが、掃部山公園へは西口にでます。
駅周辺の地図です。県立青少年センターや県立図書館、県立音楽堂など公共施設が並ぶエリアに掃部山公園があります。
掃部山公園内に横浜能楽堂がありますので、能楽堂を目指しましょう。
西口を出たら右手へ。線路沿いに進んでいきます。ここは東急東横線がみなとみらい線とつながるまで使用されていた高架下です。
なつかしいですね。むかしは落書きも有名でした。
現在は、旧線路を整備して横浜駅まで遊歩道にしようと工事がされているとか。
横浜能楽堂の案内がでてきます。
紅葉坂交差点を渡ります。
紅葉坂方面へ行くと紅葉橋。
橋を渡って、紅葉坂を渡ります。
このあたりは素敵な名前の町名が続きます。
紅葉坂を振り返るとみなとみらいのビル群が。
ビル群を背に、まずは紅葉坂を上りましょう。
なかなか急な坂です。
紅葉坂の途中にはレトロな洋食屋さん「綺・Luck(きらく)」さん。
歴史を感じる店構えですね。とても美味しそうです。神戸や麻布のような雰囲気を感じるエリアです。
坂を上りきると華やかな結婚式場「伊勢山ヒルズ」。
伊勢山ヒルズの道路を挟んで反対側には県立青少年センターです。
この場所はその昔、神奈川奉行所があったそうですよ。
そして、県立青少年センターの角を右に曲がると目的の公園のおとなり、横浜能楽堂。
横浜能楽堂が見えてきました。
この裏手が掃部山公園です。
最後の階段!
横浜能楽堂の脇道を上っていきましょう。
すると井伊直弼像が!
なぜ井伊直弼?
ここでうんちくのコーナー!
安政の大獄、桜田門外の変でも有名な井伊直弼。
実は横浜開港に関わった人物としてここに建てられています。
現在の掃部山は明治初期に新橋駅と横浜駅(現在の桜木町駅)間の鉄道開通時には、外国人鉄道技師たちの官舎が建てられていましたが、明治17年にこの山を井伊家が買取ました。
そういった経緯から、井伊直弼の官位であった掃部頭(かもんのかみ)からとって、大正3年に横浜市にこの山が寄付された際に「掃部山」と呼ぶようになったそうです。
なるほど!
ちなみにこの銅像のまわりも紅葉するようです。すごくきれいでしょうねえ。
掃部山公園に到着
掃部山公園はゆったりとした時間が流れます。
さまざまな歴史を知るといっそう穏やかな場所に感じられますね。
桜の名所でもあります。
桜と歴史ある公園は合いますね。
広場の先からは坂を下りることができます。
坂を下りると和風庭園があります。こちらも風情があります。
遊具登場!ちゃんと子供達も遊べます。
和風庭園の先には遊具広場が。
子供は歴史とか言われてもきょとんとしてしまいますが、ちゃんと遊べます。
幅広い年代で楽しめる遊具が揃っています。
遊具広場の横にはきれいなトイレもありましたよ。
掃部山公園からはみなとみらいの景色が一望できます。こちら側から見るみなとみらいもまた別格の美しさです。
夕暮れ時にはちょっとした夜景スポットになっていますよ。こちらは大人も楽しめる。
横浜開港の歴史も感じることができる掃部山公園。
公園としてもとても気持ちのいい場所なので、休日には、近代的なみなとみらいエリアもいいですが、お子さんとこちらのゆったりとした歴史ある横浜を味わうのも良さそう。
紅葉シーズンにもおすすめのエリア。今度は紅葉の時期に写真を撮りに来たい!と思いました。
掃部山公園(かもんやまこうえん)
所在地
横浜市西区紅葉ケ丘57
交通案内
交通案内
JR桜木町駅から徒歩10分
駐車場:
なし
内容は執筆時点のものです。