トランポリンにふわふわドーム。”こどもの国”以上の広さの公園へ小旅行。国営昭和記念公園 [横浜から1時間シリーズ]
そろそろ春の気配ですね。今回は立川市の「国営昭和記念公園」に行ってきたママレポをご紹介。
トランポリンに・・・
ふわふわドーム(“日本最大級”だそうですよ!)。
ピラミッドまで(マヤ文明!?)
広大な原っぱ。
気分は小旅行。行く価値ありの公園のようですよ。ちなみに、Wikipediaによるとこの国営昭和記念公園の広さは165万m2。これは100万m2の「こどもの国」を凌ぐ広さです。
ママレポ:「国営昭和記念公園」へ行ってきました
ピクニックをしよう!ということで「国営昭和記念公園」へ行ってきました。東京都の立川市と昭島市にまたがるとっても広い公園です。横浜からは車で1時間半のところにあります。
昨年も同じ時期に訪れているのですが、そのときは朝9時過ぎに横浜を出発したところ、甲州街道で大渋滞に遭い、到着まで2時間半。着く前に疲れきってしまったので、今年はちょっとだけ早めの8時半前に出発しました。
公園到着
今回も甲州街道の渋滞はありましたが、前回よりスムーズで10時前には到着できました。おかげで駐車場もまだまだガラガラの状態。
ちなみにこちらは「立川口駐車場」。普通車だけでも1755台収容できる大駐車場です。本当に広いので停めた場所を覚えておかないと、帰りに大変なことになります・・・。
「立川口」というゲート前です。広いですね〜。
ゲート前には売店もあって、ボールなど園内で遊べそうなおもちゃも売られていました。
ゲートを通ってすぐの所に“迷子札”が用意されていました。
とっても可愛いデザインですが、実はここの迷子札は輪ゴムで着けるタイプ。手首に着けてみたらチビ(2歳)でも自分で取れてしまったので、着ける場所はちょっと考えた方が良いかもしれませんね。
そのすぐ先のエリア「カナール」に、公園の秋の名物でもあるイチョウ並木が続いています。
今年は“今が見頃!”という週末が雨で来られず、葉はかなり散っていましたが、代わりに足元は一面黄色い落ち葉のじゅうたん。これには子どもたち大喜び。(編集部注:秋の体験のレポートです。ちなみにカナールは造園の用語で水路のことだそううですよ)
落ち葉拾い用に持参したビニール袋を渡してみたら、夢中になってイチョウの葉を集めてました。子どもって袋に色々集めるの好きですね〜。
パークトレイン
その後、園内周遊バス「パークトレイン」に乗ってみました。園内はどこへでも歩いて行けますが、まだまだ先が長いのでここは体力温存のために乗車しました。
乗車料金は15歳以上が310円、4歳以上中学生以下は150円。1周以内であればどこで降りても同じ料金です。
ベビーカーは畳んで係の人に渡せば荷台に載せてくれました。
「立川口」から乗って揺られること20分。「日本庭園」で下車しました。
こちらでは美しい紅葉が楽しめるということで、ちょっと中へ。遊具エリア「こどもの森」へ行くために降りたと思っていた娘は文句ブーブーでしたが・・・。
日本庭園は一言で言えば“大人の世界”でした。訪れるお客さんの年齢層は高く、静かに自然美を鑑賞している人が大半。
所構わずはしゃぐ我が子に何度「静かにしなさい」と言ったことか・・・。真っ赤な紅葉の葉をビニール袋に集めては楽しそうにしていましたが、場違い感は否めず、急ぎ足で回って庭園を後にしました。
遊具エリア「こどもの森」へ
さて、子どもたちお待ちかね「こどもの森」に到着です。
日本庭園からは歩いて3分と近いです。ただ、日本庭園から一番近い「かざぐるまゲート」から入ってはみたんですが、ゲートを通っても遊具は何も見えません。公園まで来るのに1時間半、公園に入ってからさらに1時間半が経過。遊具遊びを3時間も待たされている娘からはまた文句の嵐です。ごめんね。
しばらく歩いていくと・・・ようやく見えてきました、遊具群!そうなったら「ここでお昼食べよっか?」なんて言う親の声なんか届きません。遊具に向けてダッシュ。一瞬のうちに見失いました。
ちょうど遊具の手前に黄金色のじゅうたんが広がっていたので、ここでピクニックすることに。独特の匂いはしましたが、秋の風物詩だと割り切って。日射しで暑くなるかな・・と思って日陰にシートを広げたんですが、座ってたらじわじわと寒さがやってきました。秋のピクニックは日なたが一番ですね。
ピクニック場所からは分かりづらかったんですが、子どもたちが吸い込まれていった遊具、反対側から見たら実はこんなに大きなものでした。「森のとりで」と呼ぶそうです。
これは夢中になるのも分かりますね。
虹のハンモック
遊具の奥には「虹のハンモック」というハンモック状のネットが連なる遊具もありました。
子どもたちはネットによじ登ったりジャンプしたりして、もうメチャクチャ。ネットの縁をちょっと揺らしてあげると座っていてもトランポリンのように弾けて、これがまた大ウケ。こういう単純な遊びで無邪気に喜ぶ子どもを見ると、なんだかホッとします。
赤ちゃん休憩室
この「こどもの森」には赤ちゃん休憩室も設置されていました。場所は「こどもの森売店」のすぐ近くです。結構分かりづらい場所にありますが、中は温かみのあるどこか懐かしい雰囲気で、赤ちゃんもママも落ち着いて休憩できるところでした。
ピラミッドを発見
赤ちゃん休憩室を探して道に迷っている間にこんなものを発見しました。マヤ文明っぽい感じの石の山で「太陽のピラミッド」と呼ぶそうです。
辺りを一望できるのかな?と思って頂上に登ってみましたが、見晴らしはそこまででもなく・・・。そうでした、ここは“森”の中なのでした。
このピラミッド、展望台としてはイマイチですが、実は穴場のピクニックスポットだったようで、踊り場にはピクニックシートを広げたファミリーがちらほら。どの遊具からも少し離れていて静かだし、ポカポカと暖かいので、お父さんたちにとっては格好の昼寝場所なんでしょうね。
ピラミッドから見て左手にモワモワしているスポットがあったので、近づいてみました。「霧の森」という、ひんやりしたミストの出てくる場所でした。なかなかのモワモワ感で、ここも子どもたち大喜び。濃霧の中、またしても見失いました。
秋&日陰だったので単純に「寒い!」という感想でしたが、夏場だったら長居しちゃうな〜と思うくらい、いい感じの細かいミストが出てました。
ふわふわドーム
ピラミッドから見て右手には「雲の海」という名のふわふわドームも。かなりの規模で、大小8つぐらいの山がありました。公園HPによると“日本最大級”だそうです。
小学生以下専用と、小・中学生用の2エリアに分かれていたので、2歳のチビが遊んでも特に危ない感じはなく、むしろかなり興奮して飛び跳ねてました。小中学生用のは遠くからしか見てないですが、子どもたちの跳ね方もかなりパワフルな感じでしたよ。
さて、Uターンして帰途につきます。帰り道はパークトレインを使わずに歩いてゲートまで戻ることにしました。
途中「みんなの原っぱ」を横断。ここは“東京ドーム2つ分の広さ”だそうで、とりあえず広いです!たくさんの人がピクニックシートを広げていましたが、それでもまだボール遊びや凧揚げが自由気ままに楽しめるほどの大きな広場でした。
こちらの広場には売店の他にフードトラックも出ていたので、手ぶらで来てもしっかりピクニックが楽しめそうです。
「カナール」に戻ってきました。「こどもの森」を出てからの所要時間は徒歩で約30分。いろいろ景色を楽しみながら歩いていたので、あっという間でした。
イチョウ並木の周りは朝よりもたくさんの人がいて、ちょっとごちゃごちゃした感じに・・・。やっぱり早起きは三文の徳ですね。朝早くから(母だけ4時半起き!)頑張った甲斐あったなあ、なんて自己満足しながら公園を後にしました。
おわりに
昭和記念公園は思い思いの場所でピクニックをしたり、遊具で遊んだり、のんびり散歩やお昼寝もできたりと、家族みんなが1日たっぷり楽しめる公園です。横浜からは少し遠いですが、お天気の良い日にちょっと早起きをして訪れてみてはいかがでしょうか。見どころ・遊びどころ満載なので本当にオススメの場所ですよ。
※編集部より:すごく広い公園のようですね。
東京都とはいえ、立川市は意外に近く気軽に行かれますね。たくさんの大きな遊具や広場があって楽しそうな公園。春に向けて、気候のいい日に小旅行の候補にいかがでしょうか。
http://www.showakinen-koen.jp/
国営昭和記念公園
所在地
〒190-0014 東京都立川市緑町3173
電話番号
042-528-1751
9:30 から 17:00(3/1~10/31)、16:30(11/1~2/末日)、18:00(4/1~9/30の土・日・祝)
休園日
年末年始(12/31・1/1)、2月の第4月曜日とその翌日
交通案内
電車
JR中央線・立川駅より 約10分
JR青梅線・西立川駅より 約2分
多摩都市モノレール・立川北駅より 約8分
自動車
中央自動車道国立府中ICより8km。
中央自動車道国立府中IC下車。国道20号線を立川方面へ。日野橋交差点を右折。
駐車場(普通車)
立川口1,755台、西立川口345台、砂川口431台
料金:1日820円
内容は執筆時点のものです。