「かいじゅうたちのいるところ」あそびい横浜-おうちで遊ぶ絵本の本棚(5歳 – 6歳)
「かいじゅうたちのいるところ」あそびい横浜-おうちで遊ぶ絵本の本棚(5歳 – 6歳)(6月第1週)
〜子供と一緒に想像の世界へ。「かいじゅうたちのいるところ」〜
【ストーリー】
やんちゃなマックスはある晩、オオカミの着ぐるみを着ていたずらをして大暴れ!怒ったママに夕食ぬきで寝室へ放り込まれます。
すると、寝室ににょきにょきと木が生えてきていつの間にか不思議な森や海が・・・。
マックスがボートにのり着いたところはかいじゅうたちのいるところ。
かいじゅうの王様になったマックスは、かいじゅうたちと踊り続けますがふと寂しくなって優しいだれかのもとに帰りたくなります。
自分の寝室に戻ってくると、そこに置いてあったものは・・・?
ラストではとてもあたたかい気持ちになる優しい物語です。
【かいじゅうたち】
緻密でアート的な挿絵がとにかくステキな絵本です。
特にかいじゅうたちの緻密さにはウットリしてしまいます。
踊りのシーンでは、本を揺らしたり、実際に「どんな踊りかな?」と一緒に踊ってみたり。
思い出に残るシーンが多いと思います。
【等身大の主人公】
マックスはいたずら大好き!あそぶの大好き!ママ大好き!そんな男の子です。
読んでもらっているお子さんは等身大の主人公に自分を重ねて聞くことができ、とても身近に感じるはず。
そういう絵本はお子さんの一生のたからものになりますね。
【映画化】
2009年には映画化。(日本では2010年に公開)
参考:アマゾン
かいじゅうたちはほぼそのままに再現。小さいうちはちょっと怖いかもしれませんが、ママと一緒なら大丈夫。
お子さんが観る初めてのファンタジー映画に選んでみるのもいいかもしれません。
*編集部の映画を見たパパより:
絵本の持つ明るさや可愛らしさとは対照的に、映画は全体に暗めの映像や物が壊れるシーンなどもあり、人を選ぶかもしれません。
上記のアマゾンでもレビューに賛否あるようですが、我が家では楽しめました。
ただ「映画」そのものに慣れていないお子さんの場合はジブリ作品などの明るい映画を見て映画自体に慣れてきてからの方が無難かもしれません。
等身大の主人公と想像の世界へ
5、6歳になると子供の想像力はずっとずっと広がります。
そんな時期に等身大の主人公と一緒にファンタジーの世界へ連れていってあげられる、そんな絵本です。
我が家でもなんどもなんども読みました!
かいじゅうもかわいいので読み聞かせでしたら2歳-3歳からでも楽しめると思います。
商品リンク:アマゾン
内容は執筆時点のものです。