圧巻の吊るし雛が見られる泉区「天王森泉館」。今年もすごい数でした[3月5日まで]
作った人も数がわからないほどのすごい数の吊るし雛
雛祭りにちなんで、最近では横浜市内各所でも「吊るし雛」が見られるようになりました。
「つるし飾り」は子どもの着物の端切れを使って、桃やハマグリなど縁起物を縫って吊す飾り。雛人形ほどスペースを取らないので、お家で飾っている方も多いですね。
そんな吊るし雛飾りとしてここ数年注目されているのが、横浜市泉区にある「天王森泉館」の吊るし雛アートです。
市営地下鉄下飯田駅、相鉄いずみ野線ゆめが丘駅から徒歩30分!という、辺りを水田と里山に囲まれた場所にある「天王森泉館」。車で行く場合は、後述のお隣の境川遊水池公園の駐車場を利用して、歩いて行くと比較的近いです。
それほど辺鄙な場所にはありますが、それでもこの吊るし雛は、来た価値があると思わせるすばらしい展示でした。
圧巻の吊るし雛は、館の方に聞いたところ、どれくらいの数があるのか正確にはわからないそうです。それほどの大量の飾りは、館の方やボランティアの手で一つ一つ手作りされています。
観覧は無料。館の中は靴を脱いで上がれます
風情のあるこの建物は、もともと明治期に建てられた製紙工場で、現在は横浜市歴史的建造物にも指定されています。
玄関に入るとすぐに飛び込んでくるのがこちらの吊るし雛。思わず見とれてしまいます。
そこから靴を脱いで、奥へ向かうと、間近に飾りを見ることもできました。
そして2階にも展示があります。古い作りをしているせいか、子供には忍者屋敷のように見えるかもしれません。
ただし、走ったりしてはだめですよ。
こちらの入館は無料。気軽に入れるのもいいですね。
建物の前の広場にはイスやテーブルも置いてあって、休憩スペースにもなっています。
体験会や祝いもちの販売も
これだけの吊るし雛を見たら、自分の家にも飾ってみたいと思いませんか?2月23日(木)には吊るし雛作りの体験会もあるようです(10時〜12時、材料費実費、要予約、TEL 090-4751-9650)。挑戦してみても良さそうですね。
そして2月26日(日)には雛祭りの祝いもちの販売も行われます(11時〜)。見学にはこの日が良さそうです。
車で行く場合は境川遊水池公園から
天王森泉館には駐車場がありませんが、徒歩5分ほどの場所に県立境川遊水地公園駐車場があります。
しかもこの駐車場は無料。車で行く際はこちらに駐車することをおすすめします。
境川遊水池公園はこちらGoogleマップを開く
今後も横浜の吊るし雛スポットとして注目されていきそうな「天王森泉館」。
ぜひこの機会に訪れてみてはいかがでしょうか?
天王森泉館はこちらGoogleマップを開く
天王森泉館吊るし雛アート
開催期間:2017年2月10日(金)〜3月5日(日)
※2月28日(火)休館
開催時間:9時30分〜16時30分
入館料:無料
天王森泉公園:045-804-5133
天王森泉館
所在地
横浜市泉区和泉町300
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