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うみべのえほんやツバメ号:親子でほっこりが心地いい。1000冊を超える絵本と手づくりスイーツが楽しめる “絵本カフェ”にいってきました[横須賀市津久井浜]



うみべのえほんやツバメ号:親子でほっこりが心地いい。1000冊を超える絵本と手づくりスイーツが楽しめる “絵本カフェ”にいってきました[横須賀市津久井浜]

京急津久井浜駅から徒歩1分。
海辺の小さな街に、2013年にオープンした「うみべのえほんやツバメ号」。
ここは、オーナー伊東さんの思いがつまった絵本カフェです。

1000冊を超える絵本と、やさしい味の手づくりスイーツ
訪れる人みんなを温かくお出迎えしてくれます。

カフェだけ、絵本だけ、ギャラリーだけ…と、使い方は自由自在。
その日の気分でお好きなように過ごせます♪

1000冊以上の絵本がぎっしり。
やさしい味の手づくりスイーツで心ほっこり。

オーナー伊東さんセレクトの絵本は、1000冊以上

10坪ほどの店内は、木のぬくもりが心地いいアットホームな雰囲気。
入って左手のスペースには、ご覧のとおり絵本がぎっしり並んでいます。
1冊ずつ、オーナー伊東さんの思いがつまった選りすぐりの絵本たちです。

親子で楽しめる、素敵なストーリーのつまった絵本がずらりと並びます。

定番の絵本のほか、季節や時期に合わせてラインナップも変わります。
いつも新鮮な絵本との出会いが待っています。

絵本に関連した小物やおもちゃも並んでいます。
プレゼントに利用する人も多いのだそう。

カードや手づくり紙芝居セットなども。絵本以外の掘り出し物を見つけるのも楽しい♪

座って絵本を楽しめるキッズ用の椅子も用意されています。楽しみながら、じっくりと時間をかけて絵本を選べます。

子ども向けだけでなく、大人向けの本のコーナーも。地元・横須賀ゆかりの本も多くならんでいました。

ゆったり穏やかな空気が流れ、居心地のいい空間。3世代で訪れるファミリーや、遠方からのお客さまも多いのだそう。幅広い層のお客さまに愛されているお店です。

カフェスペースでは、やさしいお味の手づくりスイーツを

絵本コーナー横のカフェスペースでは、オーナー伊東さん手づくりのメニューを頂くことができます。

地元横須賀の食材を中心に、体にやさしい材料で作られたメニューはどれも、ほっこり和む味。ランチ、ドリンク、スイーツなどがそろっています。

横須賀市内専門店「宍戸珈琲」のオリジナル焙煎豆を使ったコーヒーは、香り高く深い味わい。

安田養鶏場の地卵を使ったプリンも人気の定番メニュー。レシピは、伊東さんお気に入りの絵本からヒントを得たのだそう。

季節ごとのスイーツのほか、絵本の内容をモチーフにしたスイーツがサプライズで登場することも。絵本の世界に浸りながら頂くお味は、格別です♪

ボリュームのある軽食もそろっていて(もちろん手づくり!)、ランチ時利用もおすすめ。親子で安心して頂ける、安心・安全&やさしいメニューがうれしい♪

横須賀は、「ANAウインドサーフィンワールドカップ」の開催地。地元の各飲食店では「横須賀・海・風」をイメージしたウインドブルーのメニューを提供しています。
うみべのえほんやツバメ号では、懐かしい味のソーダアイス&クッキーで地元を盛り立てています♪

カフェの壁面は、ギャラリーとして利用されています。プロ・アマ問わず個展が開かれたり、伊東さんのオリジナル企画展が随時開催されています。

取材時に行われていたのは、「つながるつながる えほんでつながる あなたとわたし」と題して、自分のお気に入りの絵本を紹介しながらお客様同士が繋がる企画展。テーマ別に色とりどりのカードが飾られ、交換日記のように書き込みができる仕組みです。知らない人同士が絵本で繋がる…素敵ですね。※企画展の内容は、随時変わります。

2階のギャラリースペースでは、
作家さんの個展、ワークショップを開催

1階がオープンしてから約半年後、2階の「うみべのギャラリー」もオープン。「信頼できる建築家さんと一緒に、自分でもペンキを塗ったりしました」という伊東さんの言葉どおり、手作り感のある温もりのある雰囲気がとても心地よいギャラリーです。

こちらでは、絵本の原画展を中心に約2か月ごとに展示が変わります。作家さんの絵や作品によってギャラリーの雰囲気も変わります。展示会ごとにいつも異なる世界を楽しめます。

ギャラリーでは、クラフト雑貨などのワークショップも随時開催されています。

※展示会やイベント、ワークショップについては、うみべのえほんやツバメ号公式HPで随時更新されます。

息子さんから背中を押され、絵本カフェオープン。
絵本を通して広がる“人の輪、地域の輪”。

息子さんの一言がきっかけで、“本当に好きなこと”を追求

50歳を機にカフェをオープンさせた伊東さん。短大の保育科時代に絵本の魅力に触れたものの、その後は子育てしながら事務の仕事などに携わり、忙しい日々を送る中、絵本への思いは胸にしまってきたといいます。「息子の就職活動時いろいろ相談に乗っていると、『お母さんは本当にやりたいことをやってきたの?』と逆に問われて。そこからスイッチがパチンと入りました」と伊東さん。

それからの伊東さんは、前進あるのみ。まずはネットでの絵本の通販を開始。その後、実店舗のイメージを膨らませるため、鎌倉や名古屋などの絵本カフェを巡ったり、不動産を探すなど情報を収集し、念願の絵本カフェオープンに至りました。

50歳という年齢について、「いい時期だった」という伊東さん。「子育てで精一杯の時期だったら、じっくりと準備ができなかっただろうし、もう少し遅かったら体力的に無理だったかも」。子育てをして、自分の好きなこと、大切なことを追求した先輩ママの言葉は、現実味があり、一言一言がとても胸に響きました。

物腰が柔らかく、穏やかな語り口の伊東ひろみさん。強い意志と行動力の人でもあります。

絵本が、人と人を繋いでいく

「絵本を介して、どんどん“人の輪”が広がっていきます」という伊東さん。カフェがお客様同士の出会いの場になっているほか、伊東さん自身、作家さんや絵本出版社などとのご縁が生まれることも珍しくないといいます。

そんな中、伊東さんが特に力を入れているのが「地域とのつながり」。地元小学校へ絵本の読み聞かせに行ったり、地域の古い建築物の保存運動に携わったり、観光地図の制作をお手伝いしたり…絵本から生まれた人の縁を大切にしながら、地域活動に携わっています。

地元、津久井浜の観光地図。伊東さんが紹介した絵本作家さんのかわいいイラストがほのぼのとしたいい雰囲気を生み出しています。

地元の歴史建造物「万代会館」をモチーフにした絵本の共同企画・制作にも携わっています。絵本を通して、子ども達に地域のすばらしさを伝えています。

地元の絵本作家さんが作成した「三浦半島かるた」を店頭で販売。デザイン、書体などにこだわったつくりは、大人も楽しめます。子ども達は、地元のことを遊びながら学べます。

店名の由来になっている、イギリスの児童文学『ツバメ号とアマゾン号』の中では、子供たちがたくさんの冒険や体験をしていくのを、大人たちがゆったりと見守る姿が描写されているのだそう。「地域の子ども達にとって、横須賀、津久井浜が安心して成長できる場所、楽しい場所、大切な場所になってくれたらうれしいですね。『うみべのえほんやツバメ号』も子ども達の思い出の1ページに入っていてくれたら幸せです」

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カフェから歩いて数分で海岸へ。とても気持ちのいいお散歩コースです。
津久井浜駅の山側には観光農園が広がっていて、春のいちご狩り、秋のみかん狩りや、いも掘りなどが楽しめます。観光農園の帰りにカフェに寄るファミリーも多いそうです。

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京急津久井浜駅から徒歩1分の場所にある絵本カフェ「うみべのえほんやツバメ号」。
1000冊を超える世界の絵本と、やさしい味の手づくりスイーツで、
親子でほっこり&ゆったりとした時間を過ごせる、とっておきのスポットです♪

うみべのえほんやツバメ号HP

うみべのえほんやツバメ号

所在地
横須賀市津久井1-24-21

電話番号
046-884-8661

営業時間
10:00 から 18:00

定休日
毎週水曜日 木曜日

交通案内
京急津久井浜駅改札より徒歩1分。
※駐車場はありません。車の場合は、駅近くのコインパーキング、または海岸にある県営駐車場のご利用を。

Googleマップで地図を開く

更新日:

内容は執筆時点のものです。

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