大倉山公園 : ドラマのロケ地、梅の名所としても有名〜洋館におしゃれな商店街 [港北区]
大倉山公園はドラマのロケ地、梅の名所
東急東横線「大倉山」駅から風情のある坂道を上ること3分。
大倉山の高台に広がっているのが今回紹介する大倉山公園です。
もともと太尾公園という名前でしたが、1932(昭和7)年に教育者で実業家の大倉邦彦が大倉精神文化研究所を開設したことから、1934(昭和9)年には大倉山公園に改称しました。
名前からわかる通り、ここからこの街や駅の名前が大倉山と呼ばれるようになったんですね。
大倉精神文化研究所は、現在では横浜市大倉山記念館として横浜市指定有形文化財になっています(館内に大倉精神文化研究所も設置されています)。
その特徴的な外観から、現在では映画やドラマによく登場することでも有名。子供向けの戦隊もの番組でも度々登場するので、お子さんとお出かけすれば、興奮すること間違いなしです。
東急東横線「大倉山」駅すぐ近く
大倉山公園は、駅からすぐ近く。おしゃれな商店街も近く、とても便利で楽しい散策ができます。
東急東横線「大倉山」駅の改札を西口へ。
まず現れるのは羽のような彫刻。カーネルおじさんとのコラボがたまりません。
こちらは1988年にギリシャ・アテネ市と大倉山駅前の商店街「エルム通り」との姉妹提携の記念のようです。だからギリシャ風の建物が多い商店街なんですね。
それでは羽を横目に坂を上がっていきます。
公園は坂の上に
ここからは東急東横線を間近で見られるトレインスポット。
東横線は本数が多いので、それほど待たずとも電車を見ることができますよ。
坂をさらに上ります。ベビーカーはちょっとつらいですが、もう一息です。
そして見えてきたのが大倉山公園の入口。
薄紅色の花とあの歌で有名なハナミズキ。あります。
これが大倉山公園マップ。
まずは大倉山記念館へ向かいましょう。
階段を上がると・・・
どーんと登場する大倉山記念館。ここはよく映画やドラマのロケ地としても使われているので、平日にいくと有名人に遭遇することも?
この荘厳な建物は古代ギリシャ以前の「プレへニック様式」という世界でも希少な建築様式だそうで、正面に並んだ列柱が下に向かって細くなっているのが特徴。
ドラマでは、学校や、組織の秘密基地などいろいろな使われ方をしていますね。
館内の部屋は、広く市民に貸し出されているので、演奏会や写真展を開催する方も多いですね。
館内には自由に入れるので、お子さんのお手洗いなどもこちらで。
建物の前の広場にあるベンチも装飾されています。
次は大倉山記念館の裏手へ。
緩やかな坂道を下った先には展望台。
ここは屋根付きのベンチとテーブルがあるので、休憩もできますね。
ここには謎の石版が!
子供の好奇心をくすぐる一品。
この日は富士山を望むことができました。朝であればもっとくっきり見えるかもしれません。
展望台の隣には大倉山公園梅林。大倉山公園は梅の名所としても有名です。
約1万平方メートルの敷地内に、32種類約200本の梅が植えられています。
毎年2月下旬から3月にかけて満開を迎え、この時期には観梅会も開催されますよ。
こちらは開花した梅の花(2015年2月撮影)。
見頃ではない季節の梅林もなかなかゆったり過ごせます。
人も少ないので、お子さんの写真を撮るには良いかも。
昆虫などもいるので、飽きることはありません。
風情のあるトイレも近く。安心して遊べますね。
梅林の後は展望台横にあるオリーブ坂を下りましょう。
住宅街を抜ければ、駅前の商店街です。
ここから駅までは徒歩7〜8分。
大倉山の商店街はおしゃれで有名。気になるお店がいっぱいなので飽きませんよ。
こうしてぶらぶらとお店を見ながら歩けばあっというまに大倉山駅に到着です。
だいたい今回のコースを歩いて約1時間。
小さなお子さんとお散歩するにはちょうどいいです。駅前にはカフェやお食事処、スーパーなどもあるので、帰りに夕食のお買い物もできちゃいます。
天気の良い休日は大倉山散策を楽しんでみてはいかがでしょうか?
大倉山公園
所在地
横浜市港北区大倉山2丁目10
交通案内:
東急東横線「大倉山」駅から徒歩3分
駐車場:
なし
内容は執筆時点のものです。