「キャベツくん」~あそびい横浜~おうちで遊ぶ絵本の本棚(5歳 – 6歳)
「キャベツくん」~あそびい横浜~おうちで遊ぶ絵本の本棚(5歳 – 6歳)
今日は親子二代で読みつがれている抱腹絶倒の「キャベツくん」のご紹介です。こんなに大切に読みこまれた絵本を絵本大好きママさんからお借りしました。
【ストーリー】
キャベツくんが歩いていたらブタヤマさんに会いました。ブタヤマさんはとてもお腹がすいていたので「おまえをたべる!」とキャベツくんをつかまえます。
キャベツくんは「ぼくをたべるとキャベツになるよ!」と言いました。
ここからブタヤマさんの質問が続きます。「ヘビがきみをたべたらどうなる?」「タヌキがたべたらどうなる?」広~い空にキャベツ化した動物たちが次から次へと登場!!
そして、ラストではなんと、そこに行きますか?というオチが待っています。
【愛すべきブタヤマさん】
ブタさんでもブタくんでもなく、この絵本に登場するのは「ブタヤマさん」。
『キャベツくん』というタイトルですがこのブタヤマさんのインパクトはかなり大です。
子供たちの印象にも残るようで「キャベツくん」というと「ブタヤマさん」と答える子がたくさんいるそうです!
キャベツ化した動物たちが登場するたびに「ブキャ!」と驚いてひっくり返りそうになるブタヤマさん。この愛すべきブタヤマさんに子供たちはみんなゲラゲラ大笑いです。
【作家 長 新太さん】
奇想天外、ナンセンスといわれる作風の長新太さんですが、このように読みつがれている絵本を見つめていると、いつの時代でもこの奇想天外な面白さは受け入れられるのだと深く感じます。
絵本作家活動は1958年からで、なんとなんと400冊を超える絵本を世に送り出しているそう。
単純な可愛らしさや、ストーリではなく、ちょっと違った目線を教えてくれるこうした一冊。自分の世界が広がる幼稚園頃の子供に読んであげたいと思いました。
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内容は執筆時点のものです。