駅からすぐ、150の植物やお花を楽しめるお散歩コース。子ども歓迎のカフェで休憩も [万葉の小径:青葉区]
たまプラーザ駅からすぐの場所に、150種類もの植物観察をしながらお散歩できるコースがあるのをご存知ですか?
疲れたらキッズスペースのあるカフェで休憩もできるので、天気の良い日のお散歩にオススメです。
◆「万葉の小径」は駅からすぐ
「万葉の小径」というのは、國學院大學たまプラーザキャンパス脇の散策コースのこと。
駅からすぐ近くなのに、植物やお花を楽しめる絶好のお散歩コース。
駅から向かってみます。
南口のバスロータリーの目の前に、スイミングスクールやフィットネスクラブなどが入っている建物・サウスプラザがあります。
小さい子と歩くなら、このバス通りの歩道が歩きやすいでしょう。
次の交差点までこのバス通りをまっすぐ進むと、色々な病院が集まったメディカルモールたまプラーザが見えてきます。
ビルの前に水が流れていたり、ビルの角には何層にもなった花壇があったりして子どもは興味津々。
この交差点を左折し、またすぐに右折すると國學院大學たまプラーザキャンパスに到着。ここに「万葉の小径」があります。
◆「桃」「あぢさゐ」たくさんの果実を間近に
正門右手の歩道には万葉集にちなんだ草木が植えられていて、それぞれに付けられた植物名と句を読みながら散策できるコースになっています。
ここには、万葉集に出てくる160種ほどの植物のうち約150種が植栽されているとのこと。
植物を通して、日本の文化遺産でもある「万葉集」に親しむきっかけになるようにという願いがこもった小径だそうです。
小さいうちから日本文化に親しむのはいいことかもしれませんね。
掲示板に万葉の小径のルートや植物名が書いてありますが、覚えきれないのでとにかく歩き出すことに。
植物名の下にその植物にちなんだ句と、古文で習ったことのある万葉びとの名前が並んでいます。
小さい子がわかりやすい植物もたくさんあります。
これは「桃」。
桃の実が膨らんでいて、とてもかわいいです!
店頭に並んだ桃ではなくて、木に実っている桃の姿を見た経験は、きっと小さい子の記憶のどこかに残るはず…。
こちらは「あぢさゐ」。
文字を覚えたての子どもは「”い”ではなくて”ゐ”?」と不思議に思うかもしれませんね。
親子の会話のきっかけになります。
「なつめ」も実が生っています。
この葉っぱは、よく絵本の中でカエルちゃんが傘にしている葉っぱかな!?
これは、「だるまちゃんとてんぐちゃん(加古 里子)」という絵本で、てんぐちゃんが持っていたうちわにそっくり!
もしまだ読んでいなければ、帰りに本屋さんでチェックしてみてくださいね。
そんなことを言っている間に、あっという間に國學院大學の裏門についてしまいました。
小さい子がお散歩するには程よい距離です。
◆休憩は学食で!学食なのにキッズスペースあり
散歩に疲れたら、子どもとゆっくりできる穴場スポットへどうぞ。
國學院大學たまプラーザキャンパス内の学食内にあるカフェラウンジ「万葉の小径」は、キッズスペースがあってゆっくりでき、しかもお手頃価格でランチができる穴場スポットなのです!
万葉の小径の散策後に寄るなら、國學院大學の裏門から入りましょう。
”1Fカフェラウンジ万葉の小径”と小さく表示が。
表示が小さいので、入って良いのか少し迷いますが大丈夫です。
入ったら、エレベーターで1Fへ。
広くて明るい学食は、平日はたくさんの人でにぎわっています。
キッズスペースも明るく、外が良く見え気持ちがよさそうです。
このキッズスペースが見渡せる席は、ママたちの特等席!
この席を確保したいと思ったら、早めの時間に来店するのがオススメ。
素敵なテラス席もあります。
カフェメニューでは焼きたてパンがオススメですが、学食ならではの丼物や定食などのガッツリ系も充実。
店長さんに伺ってみると、
「一般のお客様も大歓迎です。主婦の方も多いですよ。」とのこと。
子どものイスや取り分け皿もあり、子ども連れが利用しやすい配慮がいっぱい。
子連れランチで、是非活用したいカフェです。
いかがでしょうか?
晴れた日に、子どもとお散歩しながら植物観察。本物を見ることで絵本や読書の理解も深まるのではないでしょうか?
季節やその子の年齢に合ったおしゃべりを楽しんでみてくださいね。
万葉の小径(國學院大學たまプラーザキャンパス)
所在地
横浜市青葉区新石川3-22-1
交通案内
田園都市線「たまプラーザ」駅 徒歩5分
カフェラウンジ万葉の小径(まんようのこみち)
■営業時間
[カフェ]月曜~土曜 10:30~17:00(L.O. 16:30)
[フード]月曜~土曜 11:00~17:00(L.O. 15:00)
■定休日 日曜・祝日
(2015年9月現在)
内容は執筆時点のものです。