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自然の宝庫、真鶴半島へ磯遊びに行ってきました。エビ・カニはもちろん、初めて出会えた生き物にびっくり!初夏から真夏にかけて旬の磯遊びとプチハイキング、自然をたっぷり満喫 [真鶴町・パパレポ]



神奈川県の南西部、真鶴町は起伏に富んで自然が豊富な町です。

その町名の由来にもなった真鶴半島へ、磯遊びに行ってきました。

真鶴は、海水浴に向くような砂浜は多くないですが、磯遊び場は三浦半島と並び豊富。

そのうちの三つ、琴ヶ浜番場浦海岸三ツ石海岸へ行ってきました。

アクセス方法

公共交通機関だと、JR東海道線で一本、横浜駅から最寄りの真鶴駅まで1時間ちょっと

琴ヶ浜も三ツ石海岸も、「ケープ真鶴」行のバスに乗って向かいます。

車だと、小田原から西へ、真鶴道路の岩インターチェンジで下りて10分くらいです。

 

磯遊びの注意

磯は、とっても楽しい反面、危険なことも少なくありません。

安心、安全、快適に楽しむため、いくつかポイントをご紹介します。

いつ行く?

磯遊びにいい日となるには、3つ、環境条件があります。

天気がいいこと、海が穏やかなこと、干潮のタイミングであること、です。

雨が降っていて風が強く、波が荒い満潮時は、危険でもありお勧めできません。

行く前に、天気予報と潮見表を見ていくことを、強くお勧めします。

 

海が満ちてきたところ。こうなると、この場所で生き物を観察するのは難しいですね。

 

持ち物は?

磯はゴツゴツした岩場なので、裸足やサンダルではなく、マリンシューズがお勧め。

また、子供が海に入るときはライフジャケットがあると比較的安全ですね。

あとは、手網、生き物を入れて観察する入れ物日焼け止めタオルがあるといいかも。

磯の近くにこれらを売っている店はないので、持参していく必要があります。

網は長いものより、これくらいの短めな方が使い勝手がいいです。

 

磯遊びでの禁止事項

イセエビ、サザエ、アワビなどは、採取禁止となっています。

カニや小魚などの生き物も持ち帰らず、観察したら海にお返しをします。

※真鶴町のリンクは

【公式情報】真鶴町公式HP

また、トゲや毒をもつ生物もいるので、むやみに素手で触らないほうが安心です。

手軽に行くなら、琴が浜

まず行ってきたのは、突端の三ツ石海岸への途上にある磯、琴ヶ浜

道路の脇がすぐ磯で、トイレや駐車場もあり、手軽に行けちゃうのが◎

幼児が一緒の場合は、こちらがお勧めです。

真鶴駅や岩インターチェンジから車で5分、左手に見えた駐車場が琴が浜の目印です。

琴ヶ浜から真鶴駅方面の景色。

奥の方に見えるテントは、ダイビングスポットの入り口になっています。

なんでも、日本ダイビング発祥の地だそうです。

道路沿い駐車場は無料、でも停められるのは15台。夏の週末、日中はほぼ満車です。

道を挟んだところにも、数十台は停められそうな無料駐車場はあります。

入り口がやや分かりにくく、また、夏場は有料になっています。

どちらもオンシーズンは、朝早くからいっぱいになるので、要注意です。

護岸は平らな遊歩道で休憩も可。禁止事項にご注意を。

階段を降りると、そこはもう磯。護岸が整備され、とっても過ごしやすい。

岩に囲まれた潮だまり、タイドプールがいっぱい。ここの生物を観察します。

中には泳いでいる人も。タイドプールはごく浅めで、水はとっても澄んでいます

濡れた岩はとっても滑りやすいので、気を付けて!

カニやハゼのような小魚がたくさん見えますが、

彼らはとても素早く、簡単には捕まりません。追いこんで、待ち伏せて、

追うこと10分、次男がやっと魚を捕まえました!

先に来ていた人に、獲物を見せてもらいました。エビやいろんな魚がいますね。

こちらの真ん中にあるモジャモジャはカニです。珍しいですね。

この日は波も穏やか、日差しも強すぎず、絶好の磯遊び日和でした。

奥の方では、磯釣りやシュノーケリングをしている人も。これからは、いい季節ですね。

道を挟んだ向かいは、美味しそうな磯料理店。時間あれば、こちらも寄ってみたい。

さらに大きな磯、番場浦海岸から三ッ石海岸へ

琴ヶ浜を後にして、さらに半島の先の方、三ツ石海岸番場浦海岸を目指します。

この海岸は隣接し、さらに大きい磯場となっています。

小学生以上の、やんちゃで体力のある子供にはお勧めです。

県道から一方通行路に入り、案内に従って三ツ石方面に向かいます。

無料駐車場のある三叉路を左へと進みます。

ここからも歩けなくはないですが、小さなお子様にはちょっと遠いかも。

この先は、有料駐車場へとつながります。

その先の三叉路を左へ登っていくと、急な階段を降りる三ツ石海岸方面。右へ下ると番場浦海岸方面です。

三ツ石海岸の方は、レストランや売店もあって整備されていますが、海岸までがとにかく大変。

約250段の急な階段があり、ちょっと小さなお子様には厳しい道です。

そこで今回は、穴場で坂の移動がより少ない、番場浦海岸からアプローチしました。

駐車場はこんな感じ。ちょっと秘境感が漂います。

海のルールをちゃんと読んで、

5分もかからないうちに、海岸へ到着します。

右の山には、採石場の跡。

向かって左の、三ツ石海岸方面に遊歩道が続いています。こちらの方面が浅めの潮だまりが多く、磯遊びにはお勧め。

念のため、ライフジャケットを装着。写真で見るよりも、波は穏やかで遊びやすかったです。

こんな感じの潮だまりに、取り残された生き物が潜んでいます。

しばらくすると、次男が何かを見つけました。それは、

ウニ! 野生でこんなに大きなウニは初めてかも。

よく見ると、ウネウネと動いているんだね。

そして、三ツ石海岸方面へと足を延ばします。右手に3つ見える三角岩が、その名の由来ですね。

今は途切れていますが、干潮になると海岸から岩までが陸続きになります。

向かって右、西側は浅めの潮だまりがあり、小さい子の磯遊びにもちょうどいいくらい。

ちなみに、向こう岸に見える街並みは熱海市街です。

岩で囲まれている部分は浅めで、比較的安全に遊べますね。

水に入って、水中の岩の裏を見てみると、生き物が見つかりやすいそうです。

真鶴岬の高台から長い階段を降りると、ここに出ます。少し森に入ったところにトイレがあります。

この辺りは平らなところがあるので、テントを張ったり、バーベキューを楽しむ方も見かけます。

ちなみに、飲食物があるのは上の売店とレストランのみ。登りは完全に登山ですので、飲み物は持参していくことをお勧めします。

東側は、大きめの岩と、やや深めの潮だまりがあり、シュノーケリングにちょうどいいくらい

何やら岩の間を縫うように動く生き物がいます。

子供の手のひら大のカニでした。すばしっこい上に動きは早く、すぐ岩の間に潜ってしまいます。

それでも何とか、捕まえて観察することができました。なかなか精悍な面構えです。

捕まえた生き物は、観察した後、すべて元の海にお帰りいただきました。

いかがでしたでしょうか。

今回は見られませんでしたが。ウミウシやマダコなど、ほかにもいろんな生き物に出会えると思います。

これから夏にかけて、生き物好きなお子さんには是非お勧めしたいです。

 

 

 

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