小田原城址公園の桜を見に行ってきた!圧巻の桜の饗宴は「日本さくら名所100選」。桜のトンネルを豆汽車で走ろう
小田原城址公園の桜を見に行ってきた!圧巻の桜の饗宴は「日本さくら名所100選」。桜のトンネルを豆汽車で走ろう
満開の桜を求めて、「日本さくら名所100選」小田原城址公園に行ってきました。
ここは天守閣やお堀端などを背景に約300本のソメイヨシノが見ることができ、その様は圧巻です!
小田原駅から歴史をひもときながらお城へ…
JRの小田原駅の改札口。天井を見上げると大きな小田原提灯がお出迎え。
この提灯は高さ4.5m、重さ200kg。こんなに大きいけどちゃんと小田原提灯。実際に折り畳めるそうですよ!改札を出て左に向かうと、小田急線・箱根登山線の乗り場です。
コンコースの天井にお魚の壁画がありますが、これは片岡鶴太郎さん作だそうです。
小田原駅は、オリンピックを迎える2020年には開業100年。開業当時の駅舎の写真がJR東海道線の改札口の壁にかかっています。この写真の素敵な三角塔は、残念ながら関東大震災のあと倒れてしまいました。
改札を出て右へ進み、
階段を降りると、外に出られます。そこの手前に二宮金次郎像が。
高さ1m。メートル法が施行された直後に、日本全国にオリジナル金次郎さんが1000体作られました。いま現存するオリジナルの金次郎像は、報徳二宮神社にあります。小学生にもわかるように、1mの高さに統一したそうです。金次郎さんが読んでいるのは、「大学」という本ですよ。
金次郎さんは、身長180cm、体重90kgの、当時としては大男だったそうです。
ここから右手を見ると、小田原城が見えてきます。階段をおります。
お堀端通りに出る手前の商店街。
このアーケードの屋根の上に並んでいる家紋は、代々小田原城主となった藩主の家紋です。北條氏は約100年、藩主として小田原を治めました。
籠清さんのお店の前のショーウィンドーには、月替わりで素敵な飾りつけがあります。今月はやっぱり桜。
お堀端通りに出ると、空にはアート風船が。
万葉の湯もあります。本社は小田原だそうです。帰りにちょっと温泉につかってみたいですね~。
通称オレンジビル。ここは昔、みかんの集積場だったことから、ビルもこの色になったそうですよ。
お堀端通りの途中にある小田原城跡の看板。
ここまでお堀が続いていたんですね。さすが難攻不落の城、と言われた小田原城ですね。
お堀端通りから、もう満開の桜並木が見えてきました。
学び橋の赤い橋が見えます。
この橋を渡って城内にも入れますが、もう少し桜並木を見たいので先に進みます。
そしてここ!最高の撮影スポットですよ~~。
馬出門から城内へ。
進んでいくと銅門。
そして常盤木門。
常えに栄華が続くように…という願いを込めて常緑樹で門を建てたそうです。
中に入ると兜や衣装を着て記念写真が撮れるコーナーが。忍者や武士、お姫様に変身して写真を撮りましょう。
青空に映える白い小田原城。そして満開の見事な桜の饗宴です。
小田原城の中に入って、天守閣から小田原市を見渡すのもいいですね。
小田原城址公園はお城だけじゃない。猿園や小さなこども遊園地も
城内には、猿園もありますよ。何十年か前には、象のウメコもいましたね。
小田原城の入り口から下に下っていくと小さなこども遊園地。
桜のトンネルを豆汽車に乗って豆汽車に乗ったり、一人で乗れるバッテリーカーも楽しいですね。
豆汽車は2歳以上で1回80円、バッテリーカーは2歳~9歳までで1回80円。小さな乗り物は1回30円。お財布に優しいこども遊園地ですね。
このこども遊園地を降りたところに、報徳の杜「きんじろうカフェ」があります。
遊び疲れたらホッとひと息つきましょう。
ちなみに夜桜はこんな感じ。とっても幻想的で素敵です。
ぼんぼりやライトアップは2018年4月15日まで。
4月7・8日は、小田原おでんサミットという大きなイベントもありますので、今週の土日はそちらをチェック!
車で行く場合は土日は駐車場情報をチェックして行って下さいね。この時期は臨時駐車場もありますよ。
お土産も充実です
小田原の城址公園から歩いて10分ほどのところ、1号線沿いに「ういろう」があります。品の良い甘さの「ういろう」を始め、季節の和菓子が並んでいます。
もちろん、「ういろう」の名を知らしめた薬「透頂香」は、ここ本店でしか買えません。昔、箱根越えをする旅人が常備薬として必ず持っていたという薬です。蔵もあって、見学もさせてくれますよ。
桜の頃が終わっても、小田原の春はまだまだこれから。
ぜひ、足を延ばしてみてくださいね。
小田原城址公園
所在地
小田原市城内6-1
交通案内
小田原駅から徒歩10分
西湘バイパス「小田原IC]から約5分
内容は執筆時点のものです。