「おひるねアート」を自宅でやってみよう!「おひるねアート」のノウハウを教えてもらいました!お家にあるもので簡単!『洗濯物アート』に挑戦!一緒に作れば、親子で楽しいアート体験に。
おうち遊び:小学生も園児も楽しめる「おひるねアート」のノウハウを教えてもらいました!お家にあるもので簡単!『洗濯物アート』に挑戦!一緒に作れば、親子で楽しいアート体験に。
赤ちゃんのママが楽しむイメージが強い「おひるねアート」。
でも実は、小学生も園児も楽しめるものなんです!
なぜなら、お子さんと一緒に作れば、親子で楽しいアート体験になるから!
タンスの奥にしまっていた思い出の洋服や、小物類だって大活躍♪
お家にあるもので完成しちゃうので、気軽に楽しむことができますよ!
今回は、四季折々でアレンジ可能な『洗濯物アート』に挑戦!
おひるねアートの講師をしている友人、たかせえみこ先生にノウハウを教えてもらいました。
※お写真の無断使用、無断転載はご遠慮くださいませ。
洗濯物アートとは!?
『洗濯物アート』とは、その名の通り、お子さんが洗濯物の一つとしてつるされるイメージの作品です。
“超”基本形はヒモと、洗濯ばさみと、洋服さえあれば形になります。
今回は春の季節にピッタリな桜の木を両側に生やして、間にヒモをかけて洗濯物をつるすイメージで作りました。
洗濯物アートは、お気に入りの洋服と一緒に思い出を残せるのが嬉しいポイント。
赤ちゃんのときに着ていた洋服と、小1の娘を並べてみると…
大きくなったなぁと!!
子供たちの成長ぶりに改めて感謝できるのも、洗濯物アートのいいところかもしれません。
それでは、いよいよ作り方をご紹介していきましょう!
手順1:まずは土台探し!カーテンやシーツが使えます。
おひるねアートをきれいに作るなら土台が肝心。
ベースとなっている水色の布は、いったい何だと思いますか?
実は…
そう、普段は窓際にかかっているカーテンなんです。
長さは天井から床までの一般的な家庭にあるサイズを使用しています↓
わが家のカーテンは水色ということで、洗濯物の背景にぴったりな青空のイメージで使用することになりました。
さらに、お花柄のマルチカバーがあったので、春の野原として使うことに↓
ピンク色のカーテンは、春の季節にぴったりな桜の木として使うことにしました。
こちらのカーテンは、青色のカーテンよりも短い、縦の長さ130cmくらいのカーテンです。
こんなふうに、水色やピンク色のカーテンがなくても、どんな色でも楽しめると思いますよ。
普段使用しているシーツやラグなども土台として使えます。
*おひるねアートのおすすめサイズ* by えみこ先生
140㎝×210㎝【2:3】(毛布1枚分くらいのイメージ)
ただし、おうちで楽しむ分にはあまりサイズにこだわらなくてOK。
でも、L版写真に印刷したい!せっかくだからプロと同じサイズ感で作ってみたい!という方には上記のサイズをオススメします♪
手順2:土台作り!養生テープでしっかり固定するのがポイント
土台作りのポイントは、養生テープでしっかり固定すること。
赤ちゃんと違って、園児や小学生は動きが激しいので、固定しないとせっかく作った作品が崩れてしまいますよ。
角はもちろん↓
布と布が重なる部分も固定するのがポイントです↓
こんな感じでテープをくるっと巻いて、布と布の間に挟むと固定できますよ↓
さぁ土台が完成!
ちゃんと固定すると、小学生が寝転んでも、土台の上を歩いても、布がずれません。
ちなみに、カーテンレールにかけるフックがある部分は、折り込んで隠しています。
折り込んだ方に花柄のマルチカバーを重ね、モコモコが目立たないようにしています。
手順3:木を作ろう!茶系のズボンやカットソーが大活躍
土台が完成したら、次の大物となる桜の木を作っていきます。
私の洋服ダンスから、茶系の洋服をごっそりかき集めてみました。
木の幹として使ったのは、茶系とカーキのズボン2本。
それぞれ両側に配置して、幹っぽい雰囲気に形を整えていきます。
幹が完成したら、その上にピンク色のカーテンをふんわり丸めて、桜の部分を作ります。
先生が作る様子を見ていた子供たち、自分たちでもう1本の桜の木を作り始めました↓
2人で協力しながら、ふんわりボリュームを出していきます。
続いて、メインの木の後ろに生える桜の木も作っていきます。
1本目の桜の木より小さいサイズで作ると遠近感が出ますよ。
小さめの木にはブランケットや茶系のカットソーがちょうどいいサイズでした。
またまた先生が作る様子を観察していた子供たち、ムクムクと創造力が湧いてきたのか「これも使えそうじゃない!?」「こうやってみようか」と自分たちでピンク色の洋服を手に取って桜の木を作りだしました。
小学1年生にもなれば、少しお手本を見せればどんどん吸収していきます。
ちなみに、桜の木の素材として使う洋服は、全く同じ色じゃなくても大丈夫です。
むしろ違う色合いの方が、グラデーション効果で奥行きや華やかさを出すことができますよ。
手順4:洗濯物をつるそう!お気に入りの洋服がおすすめ
桜の木が完成したら、次は木と木の間にヒモをかけていきます。
最初はゆかたの帯ヒモを使おうとしていた子供たちですが…
広がってしまってうまくいかず、着物の腰ヒモに落ち着きました↓
続いて、洗濯物としてつるす洋服を選んでいきます。
小さい頃、娘が着ていた洋服を引っ張り出してきました。
その中からお気に入りを選んで、洗濯ばさみでヒモにつるしていきます。
さらに、赤ちゃんの頃、娘がギューしながら寝ていたウサギちゃんも飾ります。
リビングで小物入れにしていたカゴは、洗濯物カゴのイメージで使用。
カゴから洗濯物がはみ出している雰囲気が出るよう、お気に入りの洋服たちを詰め込みました↓
最後に、先生が持参してくれた100均の花びらをパラパラ~っとまくと、桜の木がさらに華やかに!
フェルトの桜の飾りも使えますよ↓ これも100均で売っています。
そして…
洗濯物アートの完成です!
手順5:写真を撮って楽しもう!
セットが完成したら、撮影タイムです!
*撮影のコツ* byえみこ先生
・踏み台に乗って高いところから撮影
・昼間の自然光での撮影がベスト
・名前を呼んだり、好きな歌やフレーズでコミュニケーションを取りながら撮影すると、目線が合って、いい表情を引き出せますよ!
・カメラや携帯の画面は見ず、手をグッと伸ばして、カメラと床が平行になるように撮影
・ストラップが入らないように手首に巻きつける。カメラをお子さまの上に落とさないようにしっかりと握って!
・撮影のときはアートの周りも入るくらい大きめに撮ったものを後からトリミング。必要に応じて、明るさなども編集。
上記の写真では足側から撮影していますが、先生のアドバイスで頭側からの撮影に変更!
頭側から撮る方が、お目めパッチリ、あごラインもスッキリ撮ることができますよ♪
写真が上下逆さまになってしまいますが、PCやスマホ上で反転させることができるので気にしなくても大丈夫です!
<注意>
小さい赤ちゃんの場合は上側からだとママが見えず、不安になってしまう場合があります。
さらに!カメラの設定にもコツがあります。普通のマニュアルモードで撮影すると…
こんな感じで暗くなってしまいます。
後から写真を明るく加工してトリミングしたら…
けっこういい感じに!
でも、先生が設定したカメラでは、採光だけでこんなにキレイな写真が撮れちゃうんです↓
先生のカメラの設定は以下の通りです。
*おすすめのカメラの設定(取材当日の設定)* byえみこ先生
F値:3.6
S:1/250~500
ISO:1600~2000
※Fuji Film X-T20使用
よろしければ、カメラの設定も試してみてくださいね!
ちなみに、写真を撮った後に先生が気付いていらっしゃったのですが、奥の桜の木の根元も地面に埋まっているように見せるためには、野原のマルチカバーをこの辺りまで持ってきた方がよかったのかも?
でも、子供たちが寝そべる部分は、なるべく柄ではない方が写真映えするとのことで、このままでよかったのかもという話になりました。
気になる方は、修正してみてくださいね!
使用したアイテムまとめ
今回使ったアイテムは以下の通りです↓
秋には茶系、冬には白など、季節に合う色合いの素材を使えば、四季折々でアレンジが可能ですよ。
【使用したもの】
水色カーテン2枚(高さ約180cm)、ピンク色カーテン2枚(高さ約130cm)、花柄マルチカバー2枚(高さ約180cmのカーテンと同じサイズ)、茶系のズボン2枚、茶系のカットソー3枚、子供のワンピース4着、子供のジャンパーパンツ1着、スタイ1枚、子供のカーディガン1着、子供の帽子1つ、ぬいぐるみ4体、洗濯ばさみ6つ、カゴ1つ、自転車もどきの箱1つ、花びらセット、桜のフェルト飾りセット、腰ヒモ1本
これらに加え、養生テープとコロコロ(カーペットクリーナー)があるといいですよ。
養生テープは作品を固定するのに使い、コロコロは作品のしわを伸ばしたり、ホコリを取るのに便利です。
おひるねアートは、子供と一緒に作ると、もっと楽しい!
ご紹介してきた通り、おひるねアートは赤ちゃんだけのものではありません。
小学生や園児のお子さんと一緒に作って遊べば、お家で楽しめるアート体験になるんです!
お家にいながら、子供たちの創造力が大きく育まれるであろうおひるねアート!
ぜひぜひ皆さんもお子さんと一緒に作ってみてくださいね!
【講師プロフィール】たかせ えみこ先生
小学生の子供を持つ2児のママ。布使いと色使いに特徴のある作品多数☆お子さまとご家族さまの想い出作りのお手伝いのため、育児と本業の傍ら、休日中心に講師として活動中!!インスタグラムアカウント:@irodo_ring
おひるねアート協会:https://www.ohiruneart.com/
内容は執筆時点のものです。
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