海の公園へ潮干狩りに行ってきました。シーズン中盤、横浜市唯一の海水浴場は大にぎわい。かなりの収穫にほっこりしました![金沢区:2023春パパレポ]
海の公園へ潮干狩りに行ってきました。シーズン中盤、横浜市唯一の海水浴場は大にぎわい。かなりの収穫にほっこりしました![金沢区:2023春パパレポ]
初夏の風物詩である潮干狩りに、家族で海の公園へ!
都会のイメージが強い横浜市ですが、金沢区は自然が豊富で風光明媚な地域です。
その一角にある海の公園は、近隣の野島公園と並び、初夏にかけて潮干狩りでにぎわいます。
四月初旬の週末、満ち干が大きい春の大潮、その干潮時刻を調べて行ってきました。
天候にも恵まれ、存分に楽しい時間を過ごしました潮干狩りをレポートします。
※ 海の公園公式サイトには潮見表があります。 2023年度8月までの潮見表はこちら
※2022年春の野島公園潮干狩りレポートはこちら
ちょうど干潮の時刻はこんな感じです。深いところでも、おとなのひざ下くらい。
海の公園へのアクセス
海の公園は、シーサイドラインの「海の公園柴口駅」か「海の公園南口駅」が最寄りです。
シーサイドラインは、高架で眺めも良くのんびり景色を楽しめるのでお勧めです。
海の公園南口駅 入口。ここから海までは歩いて1分、すぐに着きます。
赤い✖印が潮干狩りしているひとが多かったポイントです。 ※園内地図の画像に加筆
駐車場は、公園の両端にありますが、週末はやはり混雑します。
特にゴールデンウィークなどの連休に車で行くと、駐車場渋滞に巻き込まれると思います。
八景島シーパラダイスも近く、オンシーズンの週末はレジャー客でにぎわいます。
そこで、車で行く場合の駐車渋滞回避策をご紹介します。
①パークアンドライド
シーサイドラインの近隣駅の最寄り駐車場に停めて、シーサイドラインで行く方法です。
並木中央駅周りには大きな駐車場があり、お勧めです。
②ネットで近隣の駐車場予約
公園周辺駐車場をネット予約しておく方法です。繁忙日は一週間前の予約開始時に埋まりますが、
1日借りても1000円掛からず、到着や帰りの時間を気にせずに済むのがお勧めです。
今回、徒歩8分くらいの駐車場を、個人駐車場を貸すサイトで予約をしました。
海の公園に到着
海の公園南口駅から、真っすぐ海へ進みます。右手の建物は、ウィンドサーフィンの倉庫です。
広い砂浜には、簡易テントがたくさん。
ちょうど干潮時刻であり、多くの人が潮干狩りに海へと出ていました!
向かって左側。真ん中右の△の屋根は、八景島シーパラダイスです。
向かって正面。ジェットコースターが見えますね。
向かって右側。森ではバーべキューを楽しめちゃいます。
※海の公園 バーベキュー場レポートはこちら
早速、潮干狩り開始!
潮干狩りに必要なものは、獲った貝を入れるバケツや熊手、塩抜き用海水を入れるペットボトル
後はクーラーボックス、タオルくらいです。
座って獲るよう、折りたたみの椅子を持っている方もいました。
また、ルールがあって、看板や放送で通知されていますので、注意です。
1.15㎝を超える貝取り器具は禁止、2. あさりは2㎝以上のみ、3. 取れるのは一人2kgまで
準備ができたら、さっそく海へと入ります。
注意したいのは、かなり広く夢中になっているうちに迷子にもなりそうなところです。
また、水は大人にとっては浅いものの小さいお子さんにはやはり注意が必要ですね。
因みに、砂はきめ細かくて、裸足がとっても気持ちいいです。
次男は海の生き物も捕まえたい!と意気込んでいます。
「あ、ヒトデが捕まっているよ!」
「ボクも捕まえたよ!」次男、潮干狩りそっちのけで、ご満悦です。
捕まえた生き物は、小さい水槽に入れて観察、観察
一方、私は熊手でこの水辺を探ってみるものの、あさりはなかなか取れません。
かなり広く人が入っていますが、あまり多く獲れている人はいませんでした。
今年はちょっと、あさりは少なめな様子です。
あさりは平坦なところよりも、瀬になっている凸の際付近によくいます。
しかし取りやすい近場は全く獲れず。シーズン半ばで、探りつくされているかもしれません。
そこで、たくさん獲れている方を観察しお話を伺うと、マテ貝を狙うといいよと勧められました。
あさりよりも大きく、身も甘みがあって美味しいとのことで、ターゲットを変更しました。
これがマテ貝。こう見えて二枚貝で、大きいものは10㎝以上の細長い貝です。
手前の、干上がったところで穴を掘っている皆さんは、マテ貝狙いです。
10cmくらい掘って、直径1cmくらいの穴を見つけたら、そこに塩や塩水を掛けます。
すると、塩分濃度の変化を察知した細長いマテ貝が穴から飛び出してくるそうです。
容器に塩水を持参して、大量にマテ貝を取っている方に教えてもらいました。
塩水を持っていませんでしたが、穴を掘って手探りで砂を丹念に掘り探るとマテ貝が見つかります。
貝が壊れやすいにで注意して、詰まんで上へ引き抜きますが、逃すとすぐに中へと潜られます。
それでも、だんだんコツをつかんで獲れるようになり、夢中になってしまいました。
たくさん獲っている人がいると思いますので、その近くで話を聞いてみると、いいと思います。
1時間くらいで、マテ貝は70本くらい。あさりは残念ながら2粒だけでしたが。
干潟には、ヤドカリや小さいカニ、ヒトデが見つかりました。
海岸の脇では、手足を洗い流せる水道があります。
因みに、その後3時間もすると、干潟や瀬は海水に呑まれてしまいました。
やはり、あらかじめ干潮を狙っていく方がいいと思います。
おいしくいただきます
持ち帰ったマテ貝は砂抜きをして、冷蔵で2日、冷凍で2週間くらいで食べきります。
今回は、それほど多くなかったので、ちゃっちゃと身を向いて調理します。
キッチンハサミをつかってマテ貝を開き、殻から身を削ぎ落します。
殻は薄くて割れやすいので注意、ワタは取らなくても大丈夫です。
一品目は、シンプルにボンゴレ風のパスタ ※殻はダシを取った後の飾りです。
二品目は、マテ貝のクラムチャウダー。
味はとっても淡白ですが、コリコリとしたキノコのような食感で、美味しくいただきました。
収穫後の食育も、潮干狩りの楽しみですね。
いかがでしたでしょうか?
これからの気持ちの良い初夏に、近場で自然にふれあえる潮干狩りに行ってみませんか?
特に、生き物好きな小学生は、たっぷり楽しめると思います。
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