原鉄道模型博物館に行ってきました!巨大なジオラマに子供たち興奮。世界最大規模の1番ゲージ「いちばんテツモパーク」を様々な車両が走ります!横浜の新旧を再現した「横浜ジオラマ」も。乗り物好きの子供たちにおすすめの博物館です[ママレポ]
原鉄道模型博物館に行ってきました!巨大なジオラマに子供たち興奮。世界最大規模の1番ゲージ「いちばんテツモパーク」を様々な車両が走ります!横浜の新旧を再現した「横浜ジオラマ」も。乗り物好きの子供たちにおすすめの博物館です[ママレポ]
原鉄道模型博物館は横浜駅東口(徒歩5分)にある博物館
大きなジオラマが魅力!!
展示もとっても楽しめる。
乗り物好きな子供たちと一緒に行きたいスポットです。電車好きのお子さんを持つママからのレポートが届きました。
「原鉄道模型博物館」にお出かけしてきました!
乗り物大好きな子供と一緒に横浜駅東口(駅徒歩5分)にある「原鉄道模型博物館」にお出かけしてきました!
原鉄道模型博物館は今年で10周年とのことで、モニュメントが設置されていました。(2022年12月現在)
バースデーケーキ型のオブジェがとっても素敵です!
入口にはロッカー(返却式100円)と。
ベビーカー置き場がありました。
館入口は2Fですが、エレベーターもあるので、小さなお子様連れでも安心です。
荷物の多い赤ちゃん連れの方には、この大きいコインロッカーはありがたいですね!
早速入場!入口が改札口仕様なのもテンション上がりますね!(^^)/
原鉄道模型博物館では入場に予約が必要です。現在、当日入館分のみ販売しております。
入口では入場券は販売しておりませんので、ご注意ください。
空きがあれば1Fのファミリーマートでも入場券を購入することができます!
(休館日を事前にご確認の上、所定の手続きをしてご購入ください。)
精巧な模型の数々「第1、第2展示室」
入室してはじめに目に入るのは「或る列車」
JR九州がこの模型をベースにして製造した観光列車であることでも有名ですよね。
こんな列車で旅してみたい!
ステンドグラスなどの細部にまでこだわった、素晴らしい模型です。
そのほかにも素晴らしい模型の品々。どれも細部まで丁寧に作られています。
こちらはこの博物館の創立者、原信太郎(はらのぶたろう)さんが4歳の時に遊んでいたおもちゃです。
関東大震災を乗り越えた貴重なおもちゃだそうです。
こちらは原信太郎さんが小学校6年生の時に作られた鉄道模型。
一緒に来た上の子が同じ学年なのですが「俺にはこんなに上手には作れない…。」と言ってました。
原信太郎さんの第一作目なのですね。
次のお部屋にも模型がずらり。
上から下までじっくり見ています。
近くで見ても素晴らしい出来栄え。
機関車のディテールが素晴らしい!車輪の細かい部分までよく作り込まれています!
今年はアニバーサリーイヤーのため鉄道150周年記念企画の展示がありました。
館内の内装も優雅で品が良く、落ち着いた空間です。シャンデリアがステキですね。
思い出の写真や品がいっぱい「第3展示室」
次のお部屋には、原信太郎さんが幼いころに買ってもらったおもちゃなど、思い出の品々が。
ご家族のエピソードなどのパネル展示もありました。
子供だった原信太郎さんの鉄道への情熱を育まれたのはご両親や、おじいさま おばあさまの愛情だったそうです。
うちにも鉄道好きな男の子が2人いるので、ものすごく参考になります!
木枠のフレームに収められた展示棚。
パソコンから、原信太郎さんのフォトアルバムを見ることができました。
子供たち2人とも、見たことがない電車の写真に釘付け。
(弟は未就学児なので、私が後ろで操作を手伝っていました。)
白黒の写真を見て「色がないよ?」と不思議がる弟。そういう世代ですね。
それでもパソコンの前から離れません。時代は古くても、子供の目には新しい。
珍しい車両が次から次へと出てきて飽きないようです。
原信太郎さんは鉄道をこよなく愛し、世界中の鉄道を当時珍しかったカメラや16㎜フィルムに収めています。
そしてそれらの資料から得た知識を模型を作るのに使い、精巧な模型を作るのに至ったそうです。
横浜にいながら、世界の鉄道を見ることができるのは最高に贅沢な時間です!
ありがとう10周年「原鉄道模型博物館10年のあゆみ」
10周年記念の企画展も拝見できました!
この10年間の企画展などのポスターを見ることができます。
1番ゲージの特別展示です。
いちばんテツモパークのジオラマの製作過程を写真でご紹介。
こういう感じで作っていたのですね!
「原鉄道模型博物館」についての映像資料もありました。
世界最大規模の1番ゲージジオラマ!「いちばんテツモパーク」
その奥にはいよいよメインイベント!
1番ゲージの珍しい鉄道模型が見られる「いちばんテツモパーク」です!
「シャングリ・ラ鉄道」には新旧、世界各国の蒸気、電気、トロリーの列車が所狭しとジオラマの中を走り抜けます!
一般の模型と違い、レールなどにも本物の鉄を使用しているため走行音が本物の鉄道にそっくりです!
カタタン、カタタン…。録音ではない鉄のレールの軋む音。この音も御馳走ですね!
ジオラマの高さも、下の段はちょうど子供の目線になるように作られています!
本日の模型の種類と時刻表です。好きな模型がいつ走るのか確認できます。
表に合わせてルートの色表示もあります。
ちなみに1番ゲージというのは、鉄道模型の縮尺と軌間を現す規格の名前でNo.1 ゲージとも言います。
縮尺1/32、または1/30.5のものでオリジナルの電車の30分の1ほど小さくした模型です。
よく見るNゲージ(写真でいうと2段目)が縮尺1/148~160なのでそれより5倍ほど大きいのです。
その大きさゆえに細部まで実物と同じように作ることができ重厚感があるため人気があるんですね。
原鉄道模型博物館のいちばんテツモパークは、一般公開されている1番ゲージのレイアウトとしては世界最大規模なのです!
世界中の鉄道模型ファン注目の的!それがここ!横浜にあります!
模型の建物や木々、人形なども精巧にできていて本物そっくりの臨場感を味わえます。
朝昼夜に合わせて、照明の色や効果音なども変わります。
夜景の美しさや朝に鳴り響く汽笛など、その度に違う美しさを味わえます。
谷合を進む電車。カッコいいですね!
奥の方には、観覧席もあります。ゆっくり座って模型を眺めることができます。
ここに座って模型を眺めていると時間の経つのを忘れそう…。
今回はコロナ対策のため休止中でしたが、模型を動かせる運転席もあります。
電車と蒸気機関車がコラボする!「横浜ジオラマ」
最後は、もう一つ奥のお部屋に。
「横浜ジオラマ」です。
全体図はこんな感じです。
正面に今の桜木町駅の模型が。深夜でしょうか、港の波の音が聞こえます…。
空が明けてくると…。そこには農村が。蒸気機関車の汽笛の音が鳴り響きます!
蒸気機関車と
昔の横浜駅(今の桜木町駅)が!
HOゲージ、今の京浜東北線と蒸気機関車のコラボです!
またゆっくり日が沈み…。
夜になりました。観覧車の時計が時を刻みます。
新旧の蒸気機関車と電車が一緒に走る様子を見ることができます。
空のグラデーションもキレイです!
中華街や県庁など横浜の街並みを再現しています。
見ごたえのあるジオラマでした!
原信太郎さんという偉大な模型製作者・収集家の目を通して見る世界は素晴らしかったです!
鉄道模型に対してのごまかしのない精密さはご自身のまっすぐなご気性と鉄道への情熱の現れだと思います。
そして「いちばんテツモパーク」の国境のないジオラマ。
世界にはこんな鉄道がある!と息子たちが食い入るように見つめていました。また世界が広がったね(*^-^*)
ぜひ「原鉄道模型博物館」に、足を運んでみてください。
入館には予約が必要です、詳しくは以下の公式HP
【原鉄道模型博物館】
横浜市西区高島一丁目1番2号横浜三井ビルディング2階Googleマップを開く
〈アクセス〉
・横浜高速鉄道みなとみらい線「新高島」駅2番出口より徒歩約3分
・JR・各線「横浜」駅東口より徒歩約5分
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