山下公園の絵になるスポット『氷川丸』―船内に入って大航海の気分を味わおう![みなとみらい線 元町中華街駅4番出口から徒歩3分]
海に浮かぶ文化遺産
山下公園に行くと「あ!大きなお船だ!」と多くの子供が指さします。
興味を持ったらぜひ中へ。未就学児は無料。小中高生は100円。パパやママは300円で約90年前の時代にタイムスリップできちゃうんです!
船の上での生活・・・子供にとっては未知の世界ですが、一歩船内に入ると大航海している気分に。
船内に入ってみよう!
ワクワク、ドキドキ!
ながーい廊下の向こうは?!
一等児童室と一等食堂がありました。
一等児童室
ここはいわゆるキッズルーム。おとなりの一等食堂でのパーティーの間、子供はここで遊んで待っていたそうです。いつの時代もこういう場所は必要なのですね。“スチュワーデス”とよばれる女性の乗組員が一緒に遊んでくれたので、大人はパーティーを楽しめたようです。
天井下の壁には日本の子供をモチーフにした絵が当時のまま残っています。
一等食堂
こちらは一等船客専用の食堂です。フランス人がデザインしたお部屋は外国のお客様もゆっくり過ごせそうな雰囲気ですね。
こんな豪華なお食事が出たようです。
おいしそう!
一等社交室
氷川丸のメインホール。公式なレセプション会場として使われていました。夜はソファーやじゅうたんを片付けてダンスパーティーの会場にもなったそうです。
大きくて優雅な絵、ふかふかのソファー・・・女性が集う場としても使われたと聞いて納得です。このソファー、試しにすわってもよいそうですよ。
『氷川丸』は大宮の氷川神社から授かった名前
手すりのこの雲のような模様・・・
これは『氷川丸』の名前の由来となっている、さいたま市大宮区の氷川神社の神紋なのです。ぜひ見逃さないでくださいね!
船は郵便物も運びます
氷川神社の神紋の向かい側にあるのが郵便局。船の旅は長くなることが多いので、家族やお友達にお手紙を送ることもできました。
こちらも見逃さずに!カウンターの横にポストがあるのです!
一等客室
わ~素敵なお部屋!
ベッドの上には「飾り毛布」といって色々な形に折られた毛布が置いてあります。お客様にも喜ばれたそうですよ。
同じようにできるかな?家にある毛布で試してみるのもおもしろそう!
三等客室
一等客室から階段を2層分下りた少し暗い雰囲気のデッキにあるのが三等客室。1つの部屋に8人で寝るようにベッドが設置されています。一等客室との違いを感じますね。三等客室のお客様は一等客室のデッキには行けないとか。
デッキから上に上がると船長さん気分に
操舵室
船の総指令室。ここで運転士が24時間体制で船の安全を守っています。大きな舵はグルグル回すことができます。小さいお子さんは自分の背丈と同じくらいかもしれませんね。記念撮影を忘れずに!
このパイプは・・・他の部屋の乗組員とお話しするためのもの。船長室、機関室でも同じものを見つけられるかな?!
船長室へ
何か起こった時にすぐ対応できるように、操舵室のすぐ下に船長室があります。
お!見つけた!操舵室からのパイプはここにつながっていました。
機関室
船のエンジンがそのまま残っている機関室。ここは4層に分かれているので見ごたえたっぷり。
一番下の下段は船が水に浸かっている部分。大きな矢印の先にある赤いラインが水面です。お子さんに教えてあげたら「わ~水の中だ~!」という声が聞こえてきそうですね。
機関室の電話はここに!電話ボックス?!機関室はエンジンの音が大きいのでドアを閉めて話しができるようにするためにこうなっています。
小さいお子さんと一緒の時は
氷川丸の中は階段が多いため、ベビーカーは持ち込めません。小さいお子さんと一緒の時は抱っこひもを持って行くのがおすすめです。
オムツ替えシートのあるトイレがあるのでオムツ替えは心配ないですね。
山下公園でも楽しもう!
お天気のよい日は、海の上を楽しんだ後、さらに山下公園でもゆっくりできそうですね。
大航海にちなんで・・・こんな碑の前での記念撮影もおすすめです!
みんな知っている『氷川丸』。ぜひ、中に入ってみてくださいね!
お子さん向けのイベントも開催していますので、確認してみることをおすすめします。
所在地
横浜市中区山下町 山下公園地先
電話番号
045-641-4362
営業時間
10:00 から 17:00
最終入館 16:30
休館日
毎週月曜日
月曜日が祝日の場合は翌平日
交通案内
みなとみらい線 元町中華街駅4番出口から徒歩3分
内容は執筆時点のものです。
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